といっても波に乗るサーファーではない。サーフ(砂浜)でのスズキ釣りという未知の世界に足を踏み入れたからだ。なのでサーファーということにしといてくださいw

 サーフの達人ともなると波や波打ち際の形を見ると海底の地形がわかるそうだ。釣りというのはその人の技術は勿論だけど、天気や時間帯、潮の動き、そして海底の地形というものも釣果に関係してくる。磯や防波堤など、海を覗き込めばどこに沈み根があって、どこから砂地になっていて・・・とかよほど海が濁ってない限りすぐに分かるけど、はじめから砂ONLYの広大なフィールドで海底地形もへったくれもあるもんかと。それにあんなちっちゃいキスやボラの子しかいなような浅い所、夏場はビキニのGALやGALやGALに覆い尽される所に(ウヒョー!!)スズキやヒラメみたいなデカい魚が本当にいるのかと小一時間(ry)雑誌やネットでサーフでスズキあげました。とかいう話を見る度に疑問に思っていた。

 では実際やってみようと。

 決行の日を決めて波や地形に関するニワカ知識を頭に叩き込んで早起きして某砂浜に突撃。小雨がぱらつく中、夜明けと共に開始。砂浜の端から少しずつ移動しながらルアーを投げ込んでいく。

 ・・・反応なし。やっぱいねーじゃねーか!!と思いつつも、誰もいない海で沖に向かってルアーをぶっ飛ばすだけで楽しい。そして7時過ぎ、そろそろ腹減ったな〜と思いつつリールを巻いていると・・・ゴーンと竿がしなった。「え?マジで??」と思った刹那、ソイツは左右に走り出した。リールのドラグを調整しながらハンドルを巻く。バシャバシャバシャと海面から跳ね上がったソイツは紛れも無くスズキさん。ホントにいやがった。

 やっとのことで波打ち際にずり上げる。80センチ位ありそうだ。感動して見とれていると・・・ズザーと波が打ち寄せて引いたと思ったらスズキさんも一緒に消えてましたよorz

 何事も無かったかのように取り残されたルアー。呆然と立ちつくすアホひとり・・・。その後粘るもアタリすら無く終了。

 でも本当に砂浜にもあんな大きな魚がいるんだと、大きな大きな発見。そしてあのシルバーメタリックのマッチョボディ。外湾育ちはあんなにも美しいのか。

 その後様々なシーバス関係の掲示板等を見ていると、サーフデビューでいきなりヒットなんて相当まれな事らしい。結果はバラシだったけど、運が良かったんだな。

 サーフシーバス。これは相当マニアックな世界ですよ。研究の余地あり。

 

 

 

 

 

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