ランボー4

2006年7月19日 映画
 まさに寝耳に水。なんとランボー4が製作されるというのだ。スタローン先生がんばるなぁ!

 しかし前作「ランボー3・怒りのアフガン」から20年経ってるんだな。は、早い…。

 製作された当時アフガンはソ連傘下の国で、その政府を倒すべくゲリラ組織が多数存在していた。「打倒ソ連」ということでアメリカはいくつかのゲリラ組織に武器や資金の提供だけにとどまらず、諜報活動や実戦での戦い方などを訓練したと言われている。

 その後89年にアフガンに駐留していたソ連軍は撤退、91年のソ連崩壊により東西冷戦は終結。アメリカもゲリラ組織を支援する理由が無くなったので援助をストップ。国土は荒廃していった。

 時が流れて01年、9.11同時多発テロを起こしたのが、かつてアメリカが最も力を入れて支援したビンラディン率いるアルカイダだというのは何と言う皮肉か。かつてのアメリカが施した教育無しではあんなこと絶対に不可能だ。

 公開された当時はそんな世界情勢など分かりもせず、「10万対1人だってよ、スゲー!」とか言ってただのアクション映画として見ていたけど、戦う相手は10万人のソ連兵、実際に駐留していた数と同じ。実は微妙にリアルな状況を想定して作られていたんだなぁ、と今更ながら思う。

 さて「ランボー4」今度はどんな状況下で孤独な戦いを繰り広げるのだろう??今秋クランクイン、再来年日本公開とのこと。

 

 

 

 

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