きりたんぽ鍋

2005年10月31日 日常
 僕が住む秋田県の名物料理といえば、なんと言っても「きりたんぽ鍋」だろう(今日の一人称は僕、意味は特に無し)。一口に秋田県と言っても47都道府県の中でも上から何番目かにランクする位の面積を誇る。僕が住む地域では正直あまりなじみが無い。どちらかと言えば青森に近い方の地域の料理だ。僕が住む地域は山形寄りのため、一冬に1、2回食う位かなあ。よそん家はどうなんだろ?

 だいぶ前になるが、きりたんぽの本場、「青森に近い所の秋田県人」の方と仕事の関係で知り合ったのだけど、その人曰く、「最初からきりたんぽをいれるのは 邪 道 らしい。
 あれは元々「比内鶏鍋」で、それをつつきながら酒を呑み、最後の締めの食事として「きりたんぽ」を投入するのだそうだ。つまりは他の鍋同様、最後いいダシが出たところにご飯やうどんを入れるのと同じ事なのだそうだ。最初から入れてしまうと、きりたんぽがべちょべちょに崩れてしまって駄目らしい。
 その人以外の県北人の証言を聞いたわけではないが、言われてみればなるほどそんな感じがする。

 深まりゆく秋。山の頂は降りはじめた雪の薄化粧。そのふもとの森の葉々は紅や黄金の厚化粧。日に日に寒さは増すが、料理と酒は旨くなる。

以下私信:
リンクを貼ってくれた御崎葵さん、いつも読ませてもらってます。

 

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