「BACK TO THE FUTURE I・?・?」

このシリーズは僕が高校生1年の頃?が劇場公開されたのだけど、同時上映でIも一緒に観て以来15年以上の長い間、僕の映画ランキングでブッチギリでナンバー1を獲得し続けている名作中の名作だ。
 スターウォーズやインディージョーンズ、ダイハードなどの他、近年ではロード・オブ・ザ・リング、ハリーポッター等優れたシリーズ物が沢山あるが、この「BACK TO THE FUTURE」シリーズだけは別格だ。先述の作品群を20馬身以上は離している。

 この作品は1985年にパートIが公開された。ラストで“TO BE CONTINUED”の文字がスクリーンに映し出されてから放置プレーされること4年、1989年にやっと?が上映され、その3ヵ月後には?が上映となり(2作品同時撮影だったそうだ)シリーズは完結。

 ストーリーや配役は勿論のこと、幾重にも張り巡らされた伏線、使われている楽曲群の素晴らしさ、小物の仕込み等々の要素が宝石のようにそこかしこに散りばめられている。本当に丁寧に作られた映画なんだと今観ても思う。多分僕の中で一生ナンバー1であり続けるんだろうな。
 久々に 大 当 た り のCDを買った。
 アルバムジャケットを見てみよう。

 見た目は古いがエンジンは適度に現代風にチューンされた、いぶし銀的な重い反射光を放つ車が、無機質な灰色のハイウェイを圧倒的なトルクをもって力強く疾走する。陰鬱な空模様ではあるが、地平線には美しい夕陽。これは収録されている楽曲群をそのまま表しているようだ。

 カナダの田舎町出身、ニッケルバックの4枚目のアルバム。その歌声は力強く、サウンドはヘヴィでありながらもスピード感に溢れ(テンポが速いという意味ではない)、バラードの旋律はどこまでも美しい…。

 ライブで日本に来たら絶対観に行かなきゃ!!
 
10月25日付 朝日新聞の報道「女性・女系天皇容認で一致 皇室典範改正案を提出へ」へのコメント:

 またお堅い話題になってしまうが、実はこの問題は大変な問題だ。
 
 現皇太子はいずれ天皇陛下となる。少し気は早いが、その次の天皇はこのまま行けば「愛子様」になるのか、大昔には女性天皇もいたみたいだし、別にいいんじゃないか?と思っていた。

 しかし天皇家の皇位継承について調べてみると、ある法則があるのを知った。それは何かというと、今の天皇陛下のお父さんは「昭和天皇」そのお父さんは「大正天皇」そのお父さんは「明治天皇」。ここまでは誰でも知っている。しかしそれだけではなく歴代天皇のお父さんをずっと辿っていくと何と2600年前の第1代「神武天皇」まで只の一人残さずまっすぐその血は繋がっているというのだ。ただ神武天皇の時代となると神話の世界なので、存在の確かな証拠も存在しないため、この2600年の歴史というのは学術的に立証されたものではない。それでも1400年前までは確実にその血統をたどることができるそうだ。

 近代からは明治・大正・昭和・平成それぞれの天皇に男の子が産まれ、問題なく皇位を継承できていたが、それ以前も長い長い時の流れの中で、今回のような「男の子が産まれない。どうしよう」という問題も当然あったようだ。天皇と皇后(側室)の間に男の子が産まれなかった場合、その天皇の兄弟の子供(甥)や叔父さんの子供(いとこ)などを即位させてまでも、父を辿るとどの天皇も第1代神武天皇に行き着くようにとの規範を守り通してきたのだという。今まで即位した女性天皇というのは皇太子が若すぎる等のあくまで暫定的なものであったらしい。 

 いつか「愛子様」が天皇となった時、女性であるが故どこからかお婿さんを迎えてこなければいけない。そしてそのお婿さんとの間に産まれた子が次の天皇となる。しかしその子の父の血を辿っていっても現皇太子とすら血は繋がっていない。今まで日本が、大和・
奈良・平安・鎌倉・室町/戦国・江戸・明治・大正・昭和と世の中がどう移り変わっても守り通してきた「純粋な血統」を1代すら辿れなくなるのだ。

 確かに今の男女平等の時代の流れからすると、父系のこだわるというのはそぐわないかもしれない。でも善し悪しは別として、最低でも1400年続く伝統を断ち切ることになるのだけは間違いない。これは源頼朝や織田信長でさえ侵すことができなかった聖域だ。

 一つの国を形成するのは、「領域」・「人民」・「主権」の3つの要素だ。いずれも流動的で不安定な要素で構成されている。これらに説得力を持たせるとしたら、それはやはり「歴史」だ。 
 世界を見渡してみてもイギリスなど歴史ある王室が存在する国は多々ある。しかし時には陰となり光となりながらも、一つの法則を守りながら気の遠くなるような時間の中、血を紡いできたひとつの家系がある。このような「歴史」を持つ国はどこにも無い。まさにPriceless。

 このような観点からみるとこれは日本にとって非常に重要な問題であるといえる。日本人であるからにはもっと真剣に考えなければいけない問題であるのは間違いない。

 

 

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